競合分析の使い方
最終更新日: 2026-07-27
競合分析画面では、同じ計測データを使って「自社と競合が AI にどう扱われているか」を並べて比較できます。競合ごとの勝ち負け、エンジン別の順位、媒体戦略の違いまで、競合を起点にした切り口でギャップと打ち手を見つけられます。画面は左側の 5 つのタブで構成されています。
1. 競合比較で自社と競合を 1 社ずつ読む
「競合比較」タブは、登録した競合 1 社ごとに「自社 vs 競合」のカルテを表示します。見つかり率・競合比露出シェア・平均登場順位・引用裏づけ率を並べ、言及の 3 状態(引用あり・引用なし・言及なし)の内訳、エンジン別の勝ち負け、好意度(言及されたときのトーン)まで一目で比べられます。カードは見つかり率の高い競合から順に並びます。
各カルテの下部には「この競合だけが載った回答」の件数が出ます。ここから引用元やギャップ一覧へ進めるので、比較で終わらせず対策につなげられます。
カルテの下の「言及の内容」では、AI の回答本文からの原文抜粋を自社と競合の 2 列で並べて読み比べられます(要約ではなく実際の回答の抜粋です)。競合のボタンを切り替えると、同じ質問群に対して AI が両者をどんな言葉で紹介しているかの違いが分かります。「原文を見る」を押すと回答の全文がその場で開きます(画面は移動しません)。
2. 関連ブランド候補で「まだ登録していない競合」を見つける
「関連ブランド候補」タブは、AI の回答から機械抽出された、まだ登録していないブランド・サービスを検出回答数の多い順に一覧します。日別の推移と検出エンジンも確認できます。ここによく出るブランドは、顧客への AI 回答で実際に語られている競合候補です。「+ 競合に追加」を押すと、表記ゆれの自動付与と過去回答への遡及判定つきで正式な比較(見つかり率・言及の 3 状態)に加わります。
この一覧は検出ベースの参考値です。現在の検出対象は ChatGPT の回答のみで、取りこぼしや誤検出がありえます。見つかり率や露出シェアなどの正式な指標は、これまでどおり登録済みブランドだけを対象に計算します。
3. エンジン別比較で勝ち負けを確かめる
「エンジン別比較」タブは、エンジンごとにブランドを見つかり率の高い順に並べた順位表です。同じ計測でも、エンジンによって自社と競合の勝ち負けは変わります。エンジン別は 1 表あたりの回答数が少なくなるため参考値で、各行に回答数を併記しています。
4. 引用元比較で媒体戦略の違いを見る
「引用元比較」タブでは、各ブランドが引用された媒体分類の構成比を並べた比較表と、選んだ競合の引用元ランキングを確認できます。「競合はブログと比較サイトに支えられ、自社は公式のみ」といった支えられ方の違いが見えます。ランキングでは「自社の同席」が少ないドメインほど、競合だけがその媒体に支えられている狙い目です。
5. 競合を登録し、表記ゆれを整える
「登録・候補」タブから競合を登録します。名称・表記ゆれ・公式ドメインを入れておくと、言及判定に使われます。「競合候補を自動生成」を使うと、計測プロンプトと AI 回答の内容から候補が提案されます(採用するまで登録されません)。登録内容は設定画面と共通です。
表記ゆれ(ブランド名の別表記)の登録はとても重要です。言及判定はまずブランド名の文字列一致で探すため、AI が別の書き方(英語表記・略称・スペース有無など)で言及していると、表記ゆれが登録されていない限り見つけられません。競合や自社の数字が 0% に張り付く典型的な原因は、実際に登場していないのではなく、表記ゆれの登録不足です。心当たりがあれば、まず表記ゆれを足してください。
よくある質問
- 露出シェア(SoV)の分母は何ですか? — 登録した自社と競合ブランドの言及回答数の合計です。未登録のブランドは分母に含みません。登録した顔ぶれの中での相対的な取り分を表します。
- 競合を登録したのに数字が出ません。 — 計測データは 1〜2 日分の計測で集まります。また、表記ゆれが不足していると言及が拾えないことがあります。期間・エンジンのフィルタを広げ、表記ゆれも確認してください。
- 間違えて登録した競合を消せますか? — はい。「登録・候補」タブの「削除」からいつでも削除できます。計測済みの競合を削除すると、その競合の計測履歴(言及・比較データ)も一緒に削除され、元に戻せません。確認のうえ実行してください。
- 競合は何社まで登録できますか? — 登録できる社数はプランによって異なります。詳しくは設定のプラン・支払い、または料金表をご覧ください。