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AIO対策会社の選び方|契約前に聞くべき5つの質問【2026年版】

公開日: 2026-07-26#AIO対策会社 #選び方 #AI検索 #外注 #計測

AIO対策会社の選び方|契約前に聞くべき5つの質問【2026年版】
この記事でわかること
- 既存の比較記事が発注判断の役に立ちにくい理由
- 契約前に聞くべき5つの質問(計測範囲・レポート・揺らぎの扱い・効果指標・現状値の記録)
- それぞれの質問で「注意したい回答」と「良い回答」の見分け方
- 質問を使う前に、自社の現状値を先に測っておく理由

結論: 会社を比べる前に、5つの質問を用意する

「AIO対策会社」で検索すると、会社を並べた比較記事や、対策サービスを提供する会社自身が書いた紹介記事が多く出てきます。ただ、これらの記事を読み比べても、自社がどの基準で会社を選べばいいのかは、あまり見えてきません。会社の数だけ情報は増えますが、判断軸は増えないのです。

この記事では会社の優劣は付けません。代わりに、契約前にどの会社にも投げられる5つの質問を整理します。質問への回答の質を見れば、会社ごとの違いが具体的に見えてきます。効果や順位を保証する対策は存在しないという前提のうえで、それでも判断材料になる聞き方を紹介します。


1. なぜ既存の比較記事は「判断軸」にならないのか

比較記事の多くは、大きく2つのパターンに分かれます。

  • 対策会社自身、あるいは関連会社が書いた紹介記事で、自社サービスが上位に置かれる構成になっているもの
  • 複数の会社名を羅列し、料金や特徴を並べただけで、選ぶための基準には踏み込んでいないもの

どちらのパターンも、発注者が自社の状況に照らして「何を確認すべきか」までは教えてくれません。会社名と料金の一覧は手に入っても、その会社が何をどう計測し、どう報告してくれるのかという中身は、個別に問い合わせないと分からないことがほとんどです。

AIO対策は、効果を数値で保証できる領域ではありません。だからこそ、会社の知名度や料金の安さではなく、「計測とレポートの中身」を契約前に確認することが、発注後のミスマッチを防ぐ実務的な手段になります。

なお、発注側の企業がいまどの段階にいるかは、外部の定点調査からも見えてきます。

  • 売上上位企業を対象にした調査では、生成 AI を「導入済み」の企業が 57.7% に達し、2023 年度の 33.8% から 3 年連続で増加しています。一方で、活用に向けた課題の 1 位は「リテラシーやスキルが不足」70.3% でした(野村総合研究所「IT活用実態調査 2025」2025年11月25日公表・回答517社)(2026年7月26日取得)
  • 全規模・約 1 万社を対象にした調査では、生成 AI を業務で活用している企業は 34.5%(大企業 46.5%・中小企業 32.4%)でした(帝国データバンク「生成AIに関する企業の動向調査(2026年3月)」2026年5月14日公表・有効回答10,312社)(2026年7月26日取得)
※本節で引用した数値は外部の調査会社による調査であり、当社の実測値ではありません。調査手法・対象・期間により数値は変動します。

売上上位企業の生成AI導入済み割合の推移。2023年度33.8%・2024年度44.8%・2025年度57.7%と3年連続で増加(野村総合研究所「IT活用実態調査 2025」より作図)

大企業ではおよそ 6 割、全体では 3 社に 1 社。導入そのものは進んだ一方で、課題の中心は「使いこなし」に移っています。AIO対策の発注も同じ構図です。会社に任せること自体ではなく、その働きを自社で検証できる状態を作れるかが分かれ目になります。だからこそ、次の 5 つの質問が意味を持ちます。


2. 契約前に聞くべき5つの質問

次の5つは、どの対策会社に対しても同じ形で投げられる質問です。回答の具体性で、会社ごとの違いが見えてきます。

質問1: 何を、どのエンジンで、どの頻度で計測しますか

まず確認したいのは対象範囲です。「AIO」という言葉自体、Google の「AIによる概要」だけを指す使い方と、ChatGPT・Perplexity なども含む AI 全般を指す使い方が併存しています(詳しくは AIO対策とは?「AIO」に併存する2つの意味 で整理しています)。どちらの意味で提案されているのかを、最初にすり合わせる必要があります。

  • 注意したい回答: 「AI 全般に対応します」とだけ答え、具体的なエンジン名や計測頻度が出てこない
  • 良い回答: 対象エンジン(例: ChatGPT・Gemini・Perplexity・AI Overviews)と計測頻度(週次・月次など)を具体的に挙げられる

質問2: 結果はどんな形式でレポートされますか

計測した「つもり」で終わらないためには、レポートの粒度が重要です。「出た/出ない」の2値だけなのか、引用元の有無まで踏み込んだ粒度なのかで、レポートの使い道が変わります。

  • 注意したい回答: 月次で「順調です」「改善しました」といった定性的な報告のみで、生データや推移が示されない
  • 良い回答: 引用の有無・引用元の状態(名前だけの言及か、URLつきの引用か)を分けて、推移で確認できる

質問3: AIの回答の「揺らぎ」をどう扱いますか

AI の回答は、同じ質問でも毎回同じとは限りません。1回のスナップショットで「出た」「出ていない」と判断するのは早計です。

  • 注意したい回答: 1回の計測結果だけを根拠に説明する。揺らぎについて聞かれても明確な答えがない
  • 良い回答: 複数回・複数タイミングで計測し、傾向として提示する運用になっている

質問4: 効果を何の数字で示しますか

「AIに推されるようになります」「順位が上がります」といった断定は、この領域では成立しません。効果を測るなら、具体的にどの数値で示すのかを聞くべきです。

  • 注意したい回答: 効果や順位を保証する言い回しをする。数字の裏付けを聞いても曖昧にされる
  • 良い回答: 言及率・引用率の推移など、具体的な指標を挙げて説明できる。保証はしないと明言する

質問5: 対策前の現状値をどう記録しますか

対策の効果は、必ず「対策前」との差分で判断します。契約前に現状値を記録する工程があるかどうかは、効果測定の信頼性に直結します。

  • 注意したい回答: 現状値の記録なしに、対策後の状態だけで「効果があった」と説明しようとする
  • 良い回答: 契約前に現状値(言及の有無・状態)を記録し、対策後との比較で報告する運用になっている

3. 5つの質問を使う前に — 自社の現状値を先に測っておく

この5つの質問は、自社の現状値を先に把握しておくと、より具体的に使えます。

たとえば「対象エンジンはどこですか」と聞く前に、自社が現状どのエンジンでどう見えているか(● 引用あり/◐ 引用なし言及/○ 不言及)を自分で一度確認しておくと、対策会社の回答が自社の状況に合っているかを判断しやすくなります。現状値の測り方や、費用相場との突き合わせ方は AIO対策の費用相場 で整理しています。

現状値は無料でも測れます。手順は AIO対策・GEO対策は何から始める? に、言及の3状態の考え方は AI言及の3状態とは にまとめています。手を動かす時間がない場合は、サイトの URL を入れるだけで使える無料のAI検索診断(5つの質問)でも現状の見当をつけられます。


4. エリスグリ AIO の位置づけ

弊社が提供する エリスグリ AIO は、上記の質問への回答を自社でも継続的に用意できるようにする計測ツールです。4エンジン(AI Overviews・ChatGPT・Gemini・Perplexity)を週次で計測し、言及の3状態(● 引用あり/◐ 引用なし言及/○ 不言及)で記録するほか、エンジン別の好意度(ポジティブ/中立/ネガティブ)の推移も確認できます。対策会社に発注する場合も、自社側でも同じ枠組みの現状値を持っておくと、レポート内容の照合がしやすくなります。

料金プランの内容と金額は、サイト上の表示が最新です。

現在プレローンチ段階のため、導入実績・お客様の声はまだご紹介できません。ベータ招待の準備を進めています。

まとめ

  • AIO対策会社の比較記事は、自社を上位に置く紹介記事か、会社の羅列にとどまるものが多く、選ぶための判断軸には踏み込んでいない
  • 契約前に聞くべきは、①対象範囲と頻度 ②レポートの粒度 ③回答の揺らぎの扱い ④効果を示す数字 ⑤対策前の現状値の記録の5つの質問
  • 効果や順位を保証する対策は存在しない。だからこそ質問への回答の具体性が判断材料になる
  • 質問を投げる前に、自社の現状値(言及の3状態)を先に測っておくと、回答の妥当性を判断しやすくなる

次のステップ

  • 検討中の対策会社に、上記5つの質問をそのまま投げてみる
  • 回答が「注意したい回答」に近いか「良い回答」に近いかを、質問ごとにメモする
  • 質問を投げる前に、自社の現状値(● ◐ ○)を一度自分で確認しておく
  • 現状値と質問への回答を突き合わせ、費用相場(AIO対策の費用相場)と照らして予算感を判断する

よくある質問(FAQ)

Q1. おすすめの対策会社を教えてもらえますか?

この記事では特定の会社を推奨していません。会社ごとに得意領域や料金体系が異なるため、本文の5つの質問を使って、自社の状況に合うかどうかをご自身で確認いただくことをおすすめします。

Q2. 質問に対して曖昧にしか答えてもらえなかった場合はどうすればいいですか?

即座に契約を避けるべきとは言い切れませんが、注意信号ではあります。特に質問4(効果を何の数字で示すか)と質問5(現状値の記録)に具体性がない場合は、発注後に効果を検証できない可能性が高くなります。

Q3. 対策会社に頼まず自分で対応することもできますか?

可能です。手動での計測手順は AIO対策・GEO対策は何から始める? にまとめています。手作業が回らなくなってきた段階で、計測ツールや対策会社を検討するので十分です。

Q4. 「AIO」という言葉自体、会社によって意味が違うことがありますか?

あります。Google の「AIによる概要」だけを指す使い方と、ChatGPT なども含む AI 全般を指す使い方が併存しています。質問1で対象範囲を確認する際に、あわせて相手がどちらの意味で「AIO」と言っているかも確認すると、認識のズレを防げます。詳しくは AIO対策とは?「AIO」に併存する2つの意味 で整理しています。

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