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AIの引用元ドメインは日本で何が強い?外部調査データを整理

公開日:  最終更新日: #AI引用元 #GEO #AIO #note #PR TIMES #日本市場

AIの引用元ドメインは日本で何が強い?外部調査データを整理

日本の AI 検索が引用する媒体は、Wikipedia・note・プレスリリース・比較サイト・Q&A サイトなど、自社サイトの外に広く分散しています。ただし外部調査の数値は市場の地図であって、自社がどの媒体経由で引用されているかは別に測る必要があります。

この記事でわかること
- 国内の推計シェアは Wikipedia 28.4%・note 19.2%、ChatGPT の引用ドメインでは prtimes.jp が 2 位(いずれも外部調査)
- 同じ Google でも、Yahoo!知恵袋は「AI モード」87 位・「AI による概要」は圏外と、システムで引用傾向が違う
- 媒体への働きかけは、自作自演の投稿がステマ規制、自社での編集が Wikipedia の中立性ガイドラインに触れる

本記事の数値はすべて外部の調査会社・分析事業者による集計で、当社の実測値ではありません。集計期間や手法で数値は変動する前提で、各出典を発行元・年月付きで本文に併記します。

GEO/AIO の定義と、なぜ計測が先なのかは、ピラーガイド:GEO・AIOとは?AI検索での自社の見え方を計測する方法で扱っています。


1. 引用元ドメインの上位に、何が来ているか

上位 2 つは Wikipedia と note で、いずれも自社サイトの外にある媒体です

  • 国内の AI 引用元ドメイン推計シェアで、note が Wikipedia に次ぐ上位(ドメイン別引用シェア 2 位)に入ったという報告(COOD株式会社, 2026年1月, PR TIMES)
  • 具体的な内訳は、同調査を引用した株式会社NEXER Group の分析記事で Wikipedia 28.4% / note 19.2% と示されています(2026年2月9日。COOD の元発表では内訳がグラフ画像中の数値のため、テキストで確認できる内訳は同記事によります)

日本のAI回答における引用元ドメインの推計シェア。Wikipedia 28.4%・note 19.2%・その他多数のドメインに分散52.4%(COOD株式会社調査の内訳を報じたNEXER Group分析記事より作図)

Wikipedia は第三者が編集する百科事典、note は個人・法人が書く記事プラットフォームです。1 社の公式サイトが上位を独占する構造ではなく、AI は複数の第三者媒体を横断して引用しています。

Wikipedia については、自社での編集が中立性のガイドラインに反します。できるのは出典になりうる公開情報を増やし、「第三者が書ける状態を作る」ことです(§5 で改めて触れます)。


2. プレスリリース: prtimes.jp の引用数

プレスリリース配信のドメインも、ChatGPT の引用元として上位に入っています。ChatGPT の引用ドメインで prtimes.jp が 2 位・引用数 95,655 回という報告があります(Ahrefs Brand Radar 2026年4月公表データ。株式会社IDEATECH「PR TIMESはなぜAIに拾われるのか」2026年5月21日, PR TIMES で紹介)

プレスリリースは、社名・製品名・事実関係が構造的に書かれた「公式情報」です。§1 の note が「個人の一次体験」として引かれるのに対し、プレスリリースは「事実関係の公式ソース」として引用されうる、という役割の違いがあると考えています。


3. 比較サイト・Q&A・Wikipedia — プラットフォームで引用傾向が違う

同じ Google でも「AI による概要」と「AI モード」で引用されるドメインが異なり、Yahoo!知恵袋は片方ではトップ 1000 圏外です。Ahrefs の日本語版分析が、この差を具体的に示しています(Ahrefs公式ブログ日本語版「【AIによる概要 vs AIモード】日本におけるトップ1000引用ドメイン分析」2025年11月18日、調査実施日11月17日)

媒体分析での位置づけ
日本語版 Wikipedia「AIによる概要」「AIモード」共通の引用ドメインで 2 位(AIによる概要 24.3 万回・AIモード 15.5 万回)
価格.com両システム共通の引用ドメイン
my-best.com(比較・レビュー)両システム共通のトップ 10(5 位)
Yahoo!知恵袋「AIモード」の引用ドメインで 87 位(9,173 回)。ただし「AIによる概要」ではトップ 1000 圏外

「ある 1 つの AI で引用されている=すべての AI で引用されている」とは言えません。媒体の効き方を見るときは、どのエンジン・どのシステムでの話かを区別する必要があります。

比較サイト(価格.com・my-best.com)が両システム共通で引用されているのも示唆的です。「おすすめは?」という質問に、AI が比較サイトの情報を参照することがある、という構造がうかがえます。

この区別を自社について付けるには、エンジンごとに自社の引用元ドメインを並べた表が要ります。エリスグリ AIO(AI 検索での自社の見え方〔GEO / AIO〕を計測・改善するツール)は、その表を 6 エンジンで持っています。

先に見当だけ付けるなら、サイトの URL を入れるだけの無料のAI検索診断(5 つの質問)から始められます。

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4. 生活者は、どの AI で何を調べているのか

利用者は AI に「比較」と「最安値」を求めており、使われている AI も 1 つに限りません

  • 商品検索での AI 活用は ChatGPT が 51%、Gemini が 34%。消費者が AI に感じる価値は「商品比較 39%」「最安値の検索 36%」が上位(Criteo 調査・日本を含む 6 カ国。ネットショップ担当者フォーラム(インプレス)2025年8月22日)
  • BtoB 購買検討者の 62.9% が「企業サイトの代わりに生成 AI の要約を使うことがある」と回答(株式会社IDEATECH「検索しない時代のBtoBマーケティング」2026年7月16日, PR TIMES。「利用することがあるか」を尋ねた値で、流入代替率ではありません)

商品検索でのAI活用率はChatGPT 51%・Gemini 34%と、使われているAIは1つではないことを示すグラフ(Criteo調査・日本を含む6カ国)

BtoB購買検討者の62.9%が「企業サイトの代わりに生成AIの要約を使うことがある」と回答したことを示すグラフ(IDEATECH調査・2026年7月)

「比較」「最安値」という利用目的は、§3 で比較サイトが引用されていたこととつながります。利用者が AI に比較を求め、AI が比較サイトを引用する——この 2 つを並べると、媒体投資を考えるうえでの筋道が 1 本見えてきます。


5. このデータを、どう読むか(媒体投資の配分を決める前に)

外部調査は「地図」として有用ですが、「自社が地図上のどこにいるか」は別途測る必要があります。媒体投資の判断に使う前に、3 点を押さえておきます。

(1) 数値は「配分の絶対解」ではない。§1〜§4 の数値は、調査会社ごとに集計期間も手法も対象も異なります。「シェアが◯% だから予算の ◯% をその媒体に」といった直訳はできません。

(2) 自社の現在地は、外部調査では分からない。これらは市場全体の傾向データで、あなたの会社がどの媒体経由で、どの AI に、どう引用されているかは別問題です。計測の具体的な手順はAI検索の可視性を計測する方法|手動・無料チェッカー・専用ツールの3手順で解説しています。

(3) 媒体への働きかけには、ルール上の制約がある。Q&A サイトや口コミへの自作自演の投稿は、ステマ規制(景品表示法の指定告示)に抵触するおそれがあります。Wikipedia も自己表示的な編集を中立性のガイドラインで禁じており、できるのは、プレスリリース・報道・一次データなど「第三者が書ける状態を作る」ことです。

見るべきは「どんな質問で自社の分野が聞かれているか」であり、投稿を作りにいくことではありません。

エリスグリ AIO は、この日本の媒体構造を前提に設計した計測ツールです。内蔵の提案エンジンが、媒体構造(note / PR TIMES / ameblo / 価格.com / 知恵袋 / 公式サイト / Wikipedia など 10 分類)に沿って、次に取るべきアクションを示します。

6 エンジンの回答を定点で計測し、言及 3 状態(引用つき/引用なし/言及なし)で扱われ方を持ちます。§3 のとおりエンジンごとに引用傾向が違う前提で、同じ枠組みに並べて確認できます。

SEO の順位計測はやりません(引用元ページの Google 順位を参考表示するに留めます)。料金プランの内容と金額は、サイト上の表示が最新です。

現在プレローンチ段階のため、導入実績・お客様の声はまだご紹介できません。ベータ招待の準備を進めています。

よくある質問(FAQ)

Q1. note に記事を出せば、AI に引用されるようになりますか?

「出せば引用される」とは言えません。§1 の調査は市場全体で note が上位に入る傾向を示すもので、特定の 1 記事の引用を約束するものではなく、まず自社がいまどう引用されているかを測るのが先です。

まとめ: 次にやること

  • 本記事の調査データを「地図」として、自社カテゴリで引用元になりそうな媒体に見当をつける
  • 指名なしの質問を複数の AI に投げ、自社がどの媒体経由で引用されているかを手で確認する
  • 市場傾向と自社の現在地のギャップを整理してから、媒体投資の議論に進む

日本の AI 引用元は自社サイトの外に分散しており、外部調査の数値は配分の答えにはなりません。指名なしの質問を複数の AI に投げ、回答ごとの引用元 URL を媒体別に仕分けて記録し続ける作業は、エンジンと質問が増えるほど手作業では追いにくいのが実情です。

続ける手立ては、引用元 URL をドメイン別に手で集計する記録表か、引用元の媒体分類まで記録してくれる計測ツールです。エリスグリ AIO はその計測ツールにあたり、6 エンジンの回答を定点で言及 3 状態と媒体分類に記録し、市場の地図に自社の現在地を重ねて読めます。

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※ 本記事の調査数値は、COOD/NEXER Group・IDEATECH(Ahrefs Brand Radar の紹介を含む)・Ahrefs・Criteo による外部の公表資料であり、当社の実測値ではありません。調査手法・対象・期間により数値は変動します。