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AI OverviewとAIモードの違いとは?公式で整理【2026年版】

公開日:  最終更新日: #AI Overview #AIモード #Google #AI検索 #GEO

AI OverviewとAIモードの違いとは?公式で整理【2026年版】

Google の「AIによる概要」と「AIモード」は別々の機能です。使うモデルや手法が異なる場合があると公式に説明されており、片方の見え方からもう片方は推測できません。

この記事でわかること
- Google 公式は「AI モードと AI による概要では、使用するモデルや手法が異なる場合がある」と説明している(Search Central・最終更新 2025 年 12 月 31 日)
- AI Overview は「従来の検索結果に対して付加価値があるとシステムが判断した場合にのみ表示」=常時は出ない
- AIモードの入口は 3 つ(google.com/ai・検索バーの「AIモード」・Google アプリのアイコン)
- 掲載の追加技術要件は両機能とも共通で、公式は「これ以外に追加の技術要件はありません」としている

Googleの仕様は変わりやすい領域です。本記事の内容は取得日時点のものとして読んでください。

AI OverviewとAIモードは別機能。AI Overviewは検索結果内に自動表示、AIモードは専用入口から使う対話型。共通の土台は基本的なSEO要件のみという図解


1. AI Overview(AIによる概要)とは何か

AI Overview は、通常の検索結果の中に自動で差し込まれる要約です。Google Search Centralの公式ドキュメントは次のように説明しています。

「AI による概要は、ユーザーが複雑なトピックや質問の要点をすばやく把握できるようにし、詳細を確認するための関連リンクも提供します。これは、通常の検索結果以上の価値を提供できるクエリで表示されるように設計されています。」
出典: Google Search Central「AI機能とウェブサイト」(最終更新2025年12月31日) (2026年7月25日取得)

ポイントは次の3つです。

  • 通常の検索結果の中に組み込まれて表示される。専用のURLや別画面に移動するのではなく、いつもの検索結果ページの一部として出てきます
  • 常に表示されるわけではない。「従来の検索結果に対して付加価値があるとシステムが判断した場合にのみ表示されるため、通常はトリガーされません」と公式に説明されています
  • 機能自体をオフにはできませんが、検索後に「ウェブフィルタ」を選ぶと、AI Overviewを含まないテキストベースのリンクだけを表示できます(Google検索ヘルプ「AIによる概要」ページより)
出典: Google検索ヘルプ「Google検索のAIによる概要で、情報をすばやく簡単に見つける」(2026年7月25日取得)

同ページの提供状況一覧には、対応する国・地域として「日本」、対応言語として「日本語」が明記されています(2026年7月25日取得時点)。


2. AIモードとは何か

AIモードは、ユーザーが能動的に入口を選んで入る対話型の AI 検索です。Google検索ヘルプの説明ではこう位置づけられています。

「AI モードは、Google の最も強力な AI 検索機能です。何でも質問して AI による回答を得ることができるほか、フォローアップの質問や役立つウェブリンクを使ってさらに詳しく調べることもできます。AI モードは、より高度な推論を活用して AI による概要を拡張し、やり取りする方法を強化したものです。」
出典: Google検索ヘルプ「Google検索のAIモードでAIによる回答を取得する」(2026年7月25日取得)

同ページによれば、AIモードには次の3つの入口があります。

  • google.com/ai に直接アクセスする
  • www.google.com の検索バーに質問を入力し、「AIモード」をタップする
  • Googleアプリのホーム画面にあるAIモードアイコンをタップする

通常の検索結果に自動で差し込まれるAI Overviewとは違い、ユーザーが「AIモードを使う」という選択をして入る、独立した検索体験です。

入った後は、フォローアップの質問を重ねる、検索履歴アイコンから会話を再開する、音声や画像・PDFでも質問するなど、対話を前提にした設計になっています。

AIモードについても、対応する国・地域に「日本」、対応言語に「日本語」が含まれています(同ページ、2026年7月25日取得)。


3. 何が違うのか: 5つの観点で整理する

違いは、表示場所・起動のされ方・やり取りの形・入力手段・回答の作り方の 5 点に分かれます

観点AI OverviewAIモード
表示される場所通常の検索結果の中(自動で差し込まれる)検索バーとは別の専用入口(google.com/ai・検索バーの「AIモード」タブ・アプリのアイコン)
起動のされ方システムが「価値があると判断した場合のみ」自動表示。ユーザーが選ぶものではないユーザーが能動的にアクセスする
やり取りの形要約を読んで終わり、または通常の検索結果に戻るフォローアップの質問を重ねられる対話型。検索履歴も残る
入力の手段通常の検索クエリテキスト・音声・画像・PDFのアップロードにも対応
回答の作り方クエリ ファンアウト(サブトピックへの分解・複数ソース検索)を使う場合がある同じくクエリ ファンアウトを使用。「より高度な推論」で概要を拡張したものと説明されている

AI Overviewから会話を始めて、そのままAIモードに移ることもできます(AI Overview下部の「もっと見る」から詳細ビューを開き、質問を続けるとAIモードへ移行。両機能対応の地域・言語のモバイル端末が対象)。

出典: Google検索ヘルプ「Google検索のAIによる概要で、情報をすばやく簡単に見つける」内「AIモードで会話を続ける」(2026年7月25日取得)

4. なぜ「同じGoogleなのに回答が違う」ことが起きるのか

Googleは、両者で使用するモデルや手法が異なる場合があると公式に説明しています

「AI モードと AI による概要では、使用するモデルや手法が異なる場合があるため、表示される回答やリンクの内容にも違いがあります。」
出典: Google Search Central 前掲「AI機能とウェブサイト」(同上) (2026年7月25日取得)

「AI Overviewで自社が参照されていたから、AIモードでも同じだろう」とは限りません。片方を確認しただけでは、もう片方の見え方は分かりません。

掲載のための追加の技術要件は、両機能とも共通です。「ページがインデックスに登録されており、Google検索でスニペットが表示され、検索の技術的要件を満たしている必要があります。これ以外に追加の技術要件はありません」と説明されています(同)。

AI Overview専用・AIモード専用の裏ワザ的な最適化は、Google自身が想定していません

計測面でも共通点があります。どちらも「検索タイプが『ウェブ』」のパフォーマンスレポートに含まれる形でSearch Consoleに反映されます。

AI Overview単体・AIモード単体を切り出せる専用レポートは、公式には案内されていません

切り分けの実務はGoogle検索1位なのにAI Overviewに出ない理由を扱った記事で掘り下げています。

エリスグリ AIO(AI 検索での自社の見え方〔GEO / AIO〕を計測・改善するツール)は、AI Overviews と AI Mode を別々のエンジンとして記録します。まずは無料のAI検索診断(5 つの質問)にサイトの URL を入れて、結果を見てから決めてください。

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5. 「AIOの2義」の整理とは何が違うのか

「AIOの2義」は略語の意味の整理で、本記事は Google の機能そのものの違いです。粒度が異なります。

別記事のとおり、「AIO」には「AI Overview Optimization(AI Overviewだけを対象にした最適化)」と「AI Optimization(AI全般を対象にした最適化の総称)」の 2 つの意味が実在します。

  • 「AIOの2義」の話 = 「AIO」という言葉が、狭い意味(AI Overviewだけ)と広い意味(AI全般)のどちらを指しているか
  • 本記事の話 = Google検索という1つのサービスの中にある、AI Overviewという機能AIモードという機能の違い

6. サイト運営者にとって、この違いは何を意味するか

サイト運営者にとっての実務的な含意は 3 点です

  • 「AI Overviewに出ているか」と「AIモードで参照されているか」は、別々に確認する必要がある。使うモデルや手法が異なる場合があると公式に説明されている以上、片方の結果でもう片方を推測するのは無理があります
  • 専用の追加対策は公式には存在しない。基本的なSEO(クロール可能性・スニペット表示・技術要件の充足)を満たすことが土台であり、それ以上の特別な最適化手順をGoogleは示していません
  • Search Consoleだけでは機能別に切り分けて確認しにくい。どちらも「ウェブ」検索タイプの中に混ざって計上されるため、機能ごとの見え方を継続的に確認するには、手動での確認か、専用の計測の仕組みが必要になります

なお、ChatGPTなどGoogle以外のAIエンジンは、さらに別の評価の仕組みを持っています。ChatGPT検索の引用の仕組みもあわせて確認すると、エンジンをまたいだ違いまで押さえられます。

この記事で紹介した提供状況・仕様は、Googleが随時更新するものです。最新の状態は、引用したGoogle公式ドキュメントを都度確認してください。


7. エリスグリ AIO でできること

エリスグリ AIO は、AI Overviews と AI Mode を含む 6 エンジンを対象に、自社サイトがどう扱われているかを定点で記録します(AI Overviews・AI Mode・ChatGPT・Gemini・Perplexity・Copilot)。

Google単体では機能別に切り分けにくい見え方を、エンジン横断・言及の3状態(● 引用つき/◐ 引用なし/○ 言及なし)で記録できます。料金プランの内容と金額は、サイト上の表示が最新です。

現在プレローンチ段階のため、導入実績・お客様の声はまだご紹介できません。ベータ招待の準備を進めています。

よくある質問(FAQ)

Q1. AI OverviewとAIモードは、結局どちらも同じ「AIO対策」の対象ですか?

言葉の使い方次第です。狭い意味(AI Overview Optimization)ならAIモードは含まれず、広い意味(AI Optimization全般)ならAIモードやChatGPTも含みます。「AIO」の2つの意味を整理した記事をご覧ください。

Q2. AIモードに出るための特別な対策はありますか?

Google公式ドキュメントでは、特別な最適化は不要とされています。求められているのはクロール可能性・インデックス登録・スニペット表示など、通常のSEOの基礎です。

Q3. Search Consoleで、AI OverviewとAIモードを分けて確認できますか?

公式には、機能単体を切り出す専用レポートは案内されていません。どちらも「ウェブ」検索タイプのパフォーマンスレポートの中に含まれる形になります。


まとめ: 次にやること

  • 自社の主要クエリで、AI Overviewでの参照有無とAIモードでの参照有無を、それぞれ別々に記録する
  • Search Consoleの「ウェブ」検索タイプで全体傾向を見つつ、インデックス登録・スニペット表示など基本要件を確認する(機能別の専用対策は不要)
  • 引用した公式ドキュメントを定期的に見直し、対応国・地域・言語や仕様の更新がないか確認する

2 つの機能を別の列に分けて記録すれば、片方の結果でもう片方を推測せずに済みます。

同じクエリを 2 つの入口で開き直す往復は、担当が変わると真っ先に抜け落ちます。

確認するクエリが増えてきたら、手で控えるより自動記録に切り替えるほうが早くなります。

エリスグリ AIO なら、AI Overviews と AI Mode の言及を別々の行として残せます。